クレジットカードを現金化する方法があるのをご存じでしょうか。
クレジットカードにはお金を引き出せるキャッシング枠と、買い物が出来るショッピング枠の2つの枠があります。
キャッシング枠でお金を借りることは簡単ですが、今回紹介するのはショッピング枠でお金を借りる方法です。
「ショッピング枠を現金化することなんて出来るのか?」と思う人も多いでしょう。これは限りなくグレーな部分もありますが、現実にそういった方法があり、専門でクレジットカードの現金化を行っている業者がいることも事実です。
そこで今回は、そんな皆さんの疑問を解決するために
・業者で現金化するデメリット
・クレジットカードの現金化は規定違反?
以上のことを中心にお話ししていきます。
この記事を読めば「クレジットカードを現金化する方法」について分かると思いますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
クレジットカードを現金化する方法
それではクレジットカードを現金化する方法について見ていきましょう。方法は主に以下の2つです。
・現金化業者を使用してクレジットカードを現金化する
それぞれの詳しい方法は後ほどお伝えしますが、自分で行う場合にはブランド品を転売したり、アマゾンギフト券などの金券を販売したりと方法はいくつもあります。
一方、業者に頼る場合には基本的に業者が指定した商品を購入し、その購入特典という形式でキャッシュバックをもらったり、商品を買い取ってもらったりすることで現金を手に入れることになります。
自分でクレジットカードを現金化する
自分でクレジットカードの現金化を行う場合には、もちろん手数料などがかかりません、業者を頼る場合よりも換金率は高くなります。
さらに、個人情報を漏らされたり、現金が必要な時期までに手に入らなかったりというリスクを避けることが可能です。
デメリットとしては、複数回現金化をおこなっているとカードが停止させられることや、自分ですべての手続きをおこなうために時間と手間がかかることがあげられます。
ブランド品の転売
第一の方法としては、ブランド品を転売し現金を手に入れる手段があります。
あるブランド品をカードで購入し、その後ブランド品買取りを行っている店舗にもっていって売却することで現金を入手します。
他の方法よりも換金率が低く、最大でも売値の70%程度の現金しか戻ってきません。換金率や手間を考えてもあまりおすすめできる方法とは言えません。
アマゾンギフト券の販売
続いてご紹介するのは、カードでアマゾンギフト券を購入し、買取り業者に販売する方法です。
通販サイトAmazonで使えるギフト券を自身のクレジットカードで購入したのち、その券を実店舗やネットで売却することで現金を手に入れます。
買取り業者は数多く存在するので、優良業者を利用すれば90%程度の高い換金率で現金化することが出来ます。
電子マネーからの返金
SuicaやPASMO、楽天Edyといった電子マネーを使って現金化する方法もあります。
電子マネーに1度チャージしてしまった分は返金してもらえないことが多いため、その場合は商品を購入し、その商品を返品や売却することで現金を入手します。
※ただし、この方法はお店に手間と迷惑がかかりますのでおすすめできる方法ではありません。
電子マネーを買い取ってくれる業者も存在しますが、還元率が70%程度と低いことが多いので、利用する際は注意しましょう。
業者でクレジットカードを現金化する
自分で現金化する方法をご紹介してきましたが、業者を用いて現金化する方法もあります。
業者を用いるメリットとしては、自分で店舗に商品を売却したり、還元率の高い商品を探したりする必要がないことがあげられます。
業者の指示通りにするだけで現金化できるため、利用しやすいでしょう。
方法は先ほどお伝えしましたが、まず業者の指定する商品をクレジットカードで購入します。その購入特典としてキャッシュバックしてもらったり、商品を買い取ってもらったりすることによって現金を手に入れるというものです。
キャッシュバック方式の現金化の注意点は、「購入した商品は必ず受け取る必要がある」ということです。
商品を受け取らずにキャッシュバックを受けると業者が詐欺罪や横領罪などの違法行為に問われ逮捕されてしまう恐れがあるので気を付けましょう。
また、以下のような明らかな高額取引をしている場合も注意が必要です。
〇輪ゴム1つ100,000円
一般的に流通している価格を大幅に逸脱した取引は、出資法違反の対象として刑事罰を受ける可能性があります。
業者でクレジットカードを現金化するデメリット
現金化業者を利用するデメリットもあります。
それぞれ確認していきましょう。
まずは換金率ですが、ホームページに書いてある換金率よりも実際には少ない額が返金されることが多いです。
95%換金と記載があったのに、実際には事務手数料や送料、振込手数料などが差し引かれて返金されたという事例は数多く報告されています。
また、現金化業者の中には悪徳業者もあります。このような業者に安易に個人情報を渡してしまうと、現金がキャッシュバックされないうえに闇金融と関りを持つきっかけになる可能性もあります。
利用者の口コミを見るなどしっかりと調べて、実際の換金率がわかり、信頼出来る優良業者を利用するように心がけましょう。
クレジットカードの規定に違反する可能性は高い
クレジットカードの現金化は現在はまだ法律上違法でないとしても、クレジットカードの規定に違反する可能性は高いです。
クレジットカードの規定に違反していると判断された場合、クレジットカードの利用停止、最悪の場合は強制解約によりブラックリストとなってしまいます。
そうなれば、今後5年間はクレジットカードを利用できないのみならず、新たにローンを組むことも出来なくなります。
もしクレジットカードを現金化したいのであれば、そのようなリスクがあることも把握して
まとめ
「クレジットカードを現金化する方法」について解説しました。
今回のポイントは
・クレジットカードの現金化は実際の換金率より低いことや、悪質業者の場合情報が流出される可能性もある
・クレジットカードの現金化はカード規定に抵触する可能性がある