「資産運用ってリスクがありそうで怖い」
「資産運用することでどの程度お金が増えるのか知りたい」
「そもそも資産運用について知らない」
このような疑問を持っている人は少なくありません。
結論から言いますと、資産運用は早いうちにしておけば、将来の資産額が大幅に違ってきます。少額でもいいので早いうちから初めておくことが望ましいでしょう。
資産運用というと、リスクがあってお金がなくなってしまうというイメージを持っている人も多いですが、実は資産運用は、しっかりとした知識を身に付けて行えば決して怖いものではありません。
そして、資産運用は、現代社会においてすべての人に必須とも言えるものなのです。
この記事では、皆さんの疑問や不安を解決するために
・初心者が資産運用をする前に知っておくべきこと
・資産運用することでどれだけ差がつくのか
以上について解説をしています。
この記事を読めば、「初心者でも分かる資産運用」について分かりやすく説明していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
なぜ資産運用が必要なのか
結論から言いますと、資産運用が必要な理由は主に2つあります。
・終身雇用の崩壊
現代ではお金を持っているだけでは資産を増やすことが出来ないため、資産を運用する必要がある他
終身雇用が崩壊したことにより自分で資産を形成していく必要があることから、積極的な資産運用を求められる時代となっています。
預貯金の金利が低すぎる
現在の都市銀行の、普通預金の金利は0.001%です。(2020年8月11日現在)
もし1年間100万円預けたとしても、利息は税引き前でたったの「10円」です。
ほとんど金利がつかないことがわかりますね。
今から40年ほど前の普通預金の金利は5.0%から6.0%ついていました。
1年間100万円預けた場合、5万円から6万円の利息がついたのです。
これだけ高い金利がついていれば一定のリスクのある資産運用する必要はありません。
しかし、現在の金利の低さを考えると資産運用をしなければ資産を増やすことは出来ないのが分かっていただけたと思います。
終身雇用の崩壊
現代社会は、フレキシブルな働き方が認められている一方、昔のような終身雇用は崩壊し始めています。
昔のように、年功序列で給料が上がっていく時代ではなくなってきているということです。
長く会社にいても給料が上がらないという人も多いのではないでしょうか。
給料が上がらないと、自分が思い描いていたライフプラン通りの人生を歩むことが難しくなります。
給料が上がらなければ、自分で資産を増やすしかありません。終身雇用じゃなくなれば、万が一に備えて資産を多く持っておく必要があります。
自分で資産を増やす方法として、資産運用を行う必要があるのです。
初心者が資産運用を始める前に知っておくべきこと
初心者が資産運用を始める前には3つ知っておかなければならないことがあります。
それは
・リスクを理解すること
・自分に合った商品を見つけること
以上の3つです。
資産運用と一口にいっても、株式や投資信託・外貨預金など様々な商品がありますし、どのくらいの金額から始めれば良いのかわからない人も多いです。
この章では、資産運用を始める前に知っておくべきことについて分かりやすく説明していきます。
少額でも資産運用を初めることに意味がある
資産運用というと、大きなお金で始めなければならないと思っている方は多いと思います。
しかし、資産運用は少ないお金で始めることが可能です。
資産運用の中には毎月積み立てていくタイプの商品があります。
5,000円などの少額から始めることができるので、大きな資金を資産運用に回すことができない方でも資産運用を始めることができます。
金額が少ないと、大した効果が出ないと思われている方もいるかもしれませんが、少ない金額でも長期間資産運用を行えば大きな差になります。
どのくらいの差になるかについては後ほど詳しく説明しますね。
リスクを理解する
株式や投資信託・外貨預金のほかに、FXや仮想通貨など、資産運用を行うための金融商品は数多く、当然ですが選ぶ商品によって値動きは全く異なり、リスクの高い商品も存在します。
一般的に、株式やFX・仮想通貨などはリターンが大きい分リスクが高いです。
資産運用を行う際は、商品ごとのリスクについて、しっかり理解することが大切になります。
自分に一番あった商品を選ぶ
リスクについて理解するということに近いですが、自分に1番合った商品を選ぶという事は、資産運用を行う上で非常に大切なことです。
商品によって値動きが違うことを知らずに資産運用を行ってしまうと、自分が思うような資産運用ができない可能性が高くなってしまいます。
ご自身の運用スタイルに1番合った商品を選ぶようにしましょう。
資産運用をすることでどのくらいの差がつくか?
この章では資産運用をするとしないとではどのくらい差がつくのかについて説明します。
わかりやすいように、20年間毎月3万円を預金にするのと年率3%で運用をした場合の違いを例に明しますね。
毎月3万円、20年間積み立てた場合の元本は、720万円になります。
(3万円×12カ月×20年間)
・預金にした場合(金利0.001%)
20年後…7,200,717円
・資産運用した場合(年率3.0%)
20年後…9,849,060円
20年間で約260万円もの差が出ます。
このように、資産運用は「いかに早く始める」ことも重要なことなのです。
まとめ
今回のポイントは
・初心者は少額でも初めて見ることが大切
・資産運用をするかしないかで将来大きく資産に違いが出てくる
資産運用をするかしないかもそうですが、知っているか知らないかでも大きな差が出ることを理解していただけたでしょうか。
資産運用は難しく思われがちですが、とりあえず初めてみることも大切です。
リスクや商品性についてしっかり理解して、自分にあった資産運用を心がけてください。